【東奥日報プラス】全線開業10年・東北新幹線は「アオモリ」をどう変えたか/「東京-青森3時間」時代を地元紙が多方面から徹底検証<第1部・前編>(東奥日報2020年11月15~17日付掲載の再編集記事です)
新青森駅(右上)を出発して東京に向かう東北新幹線「はやぶさ」=2020年11月14日撮影
東北新幹線の八戸-七戸十和田-新青森間(81.8キロ)が2010年に開業してから12月4日で10年を迎える。この間、11年の東日本大震災、16年の北海道新幹線(新青森-新函館北斗)開業、新型コロナウイルス感染症の拡大などがあった。今後は東北新幹線の高速化や北海道新幹線の札幌延伸に向かう。青森県民悲願の全線開業が青森県に与えた影響を検証するとともに、新幹線の将来の在り方を探る。前編は、企業誘致や観光、高速交通がテーマ。1000人の雇用を目指すNTTデータ子会社の事例、活気を増した青森駅前など観光客の状況、航空機との共存はなされているのか-などを紹介する。
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