仕事や家事の合間に気軽に押せる“やる気のスイッチ”!「合谷(ごうこく)」のツボ
【連載】久保奈穂実の「おいしい漢方レシピ」
国際中医薬膳管理師・漢方アドバイザーの久保奈穂実さんが、簡単でおいしくてヘルシーな漢方レシピを毎週お届けしている連載「おいしい漢方」。毎月最終週は、不調に効く「ツボ」をご紹介します。食とあわせて、日常に取り入れて、養生生活にお役立てください。
〔10月のツボ〕 やる気のスイッチに「合谷(ごうこく)」のツボ
とりわけ暑かった今年の夏。残暑疲れが長く続いている人も多いのではないでしょうか。残暑による疲れで秋と関わりの深い臓腑である「肺」が弱ると、気を作り出す力が弱まるため、さらに疲れてやる気が出なくなってしまいます。 そんな時は「合谷(ごうこく)」のツボを押してみてください。逆の手の親指で、痛気持ちいいくらいの圧で押しましょう。
久保奈穂実(くぼ・なおみ)
国際中医薬膳管理師。漢方アドバイザー。ハードな生活で身体のバランスを崩した際に漢方薬に助けられた自身の経験から興味を持ち、中医学と薬膳を学ぶ。現在、成城漢方たまりで年間約2000人の漢方相談・薬膳講師を行っている。著書に『1日ひとつ、疲れが消える おいしい漢方365』『おいしい漢方365 いたわりスープとごほうびドリンク』(ともに世界文化社刊)。SNSで発信するやさしい養生知識や、簡単薬膳レシピも大好評。X:@naominkubo /Instagram:@naomin_yakuzen
※この記事は、久保奈穂実『おいしい漢方365 いたわりスープとごほうびドリンク』を再構成しています。