給湯器からお湯が出るまでに「10秒」以上かかります。毎日15回ほど「捨て水」をしていますが、水道代はいくら無駄になっているのでしょうか?
捨て水を減らすための対策と無駄にしない方法
水栓の近くに即湯器と呼ばれる小型の電気温水器を設置することで、お湯が出るまでにかかる時間を短縮し、捨て水を減らせます。 また、最新の給湯器はお湯が出るまでの時間が短く、エネルギー効率も高いことが多いため、古いタイプの給湯器を使っている場合は、交換することも考えましょう。適切な容量の給湯器を選ぶことや、配管内の水が冷めるのを防ぐために、設置場所を決める際は、配管が長くなりすぎないよう工夫することも大切です。 もし、捨て水が発生した場合はそのまま流してしまうのではなく、バケツなどに取っておき、植物の水やりや掃除、洗車などに使えば無駄になりません。
ひと月当たりおよそ200円の捨て水が発生している可能性がある
給湯器の捨て水を減らすためには、給湯器の設置場所を考慮したり、配管の断熱性を強化したりといった対策が必要です。それでも捨て水が発生する場合は、掃除に活用するなど、工夫次第で有効利用できるでしょう。 捨て水は、積み重なることで無視できない量の水だけでなく、お湯を送るための電気やガス代なども無駄にしていることになります。初期費用はかかりますが、お湯が出るまでの時間が短いとされる最新の給湯器に交換すると、長期的には節約につながる可能性が高くなるでしょう。 出典 東京都水道局 くらしと水道 水の上手な使い方 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部