「ギリギリになってから本気出す」人がハマりやすい“落とし穴” これが当たり前になると「おそろしい顛末」が待っている
X(旧Twitter)にて、10万人超のフォロワーを抱えるインフルエンサー・おばけ3号氏。人々や社会とのコミュニケーションの関わり合いの手法を発信していた連載をまとめた書籍『あなたの人生が思い通りになる おばけメンタル』が好評発売中。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けする。 【画像】6時間睡眠の人ほど「体調不良に陥る」? ■ドーピングの脅威 皆さんは、ドーピングという言葉をご存じだろうか? 言葉の詳しい意味をわかっていない人でも、スポーツの経験や、オリンピックなどを通して、耳にしたことはあるのではないだろうか。
ドーピングとは「スポーツにおいて禁止されている物質や方法によって競技能力を高め、意図的に自分だけが優位に立ち、勝利を得ようとする行為」のこと。 要は、自分が勝つために、禁止されている薬物を使用したり、他の競技者と比較してフェアではない活動をしたりすることだ。スポーツマンシップに反する行為のため、禁止しているスポーツ団体、組織がほとんどだ。 しかし、ドーピングが嫌われ、禁止されている理由はこれだけではない。
ドーピングの脅威は、ドーピングをした本人側にも及ぶ。 ドーピングには、筋肉増強や疲労感低減、競争心向上などの効果が得られるというメリットがある一方で、心血管疾患などの発症、ホルモンバランスの乱れ、また判断力低下などの副作用を引き起こすデメリットがある。 そう、ドーピングを行うと一時的に能力が向上する代わりに、身体へ高い負荷がかかるのだ。 ドーピングの危険性を例えるなら、焚火にガソリンをぶっかけるようなものだ。
文字通り爆発的な燃え盛りを見せるが、炎の出元である木材や設備は、急激な爆発に耐えきれず、すぐに燃え尽き痛んでしまうだろう。 一時的な能力向上が望める反面、持続性がない。それがドーピングの最も忌むべき点である。 そんなドーピングだが、肉体面だけではなく、精神面に使われるドーピングが存在する。 今回は絶対にそれをお勧めしない理由を解説したい。 ■実力者はいつでも普段通り 世の中には、タイトルマッチと呼ばれる戦いが存在する。格闘家から将棋棋士の世界まで、幅広く存在する勝負の概念だ。これは、「勝った方がタイトルを手にする」ことを前提に行われる勝負のことで、代表的なものでは将棋がイメージしやすい。