伝説スノーボーダーやライバル国メディアが平野歩夢の2本目疑惑採点を痛烈批判「恥を知れ」「得点を盗んだ審判員を逮捕せよ!」
同メディアは、リチャーズ氏が語ったコメントをこう抜粋した。 「なんだって?なんだ?ミスがあったのだろうか?そんなことはない、そんなことはない。91.75点だって?(前出NBC記事と同じ内容なので中略)私は今怒りに満ちている。誰か当局関係者を呼んでほしい。(平野の得点の)強奪があったぞと」 さらに「この米国テレビでの(リチャーズ氏の)感情の爆発は氷山の一角だった。中国の現地でも、採点に対するブーイングが伝えられる中、世界から平野への支持が寄せられた」とし、他の批判の声を紹介した。 米国のスポーツキャスターを務めるアダム・ローゼン氏は「ジェームズや他の選手を軽視するわけではないが、これは絶対におかしい。絶対に(得点を)奪われた」とツイート。 同じくスポーツキャスターのクリス・コスタ氏も「平野は“このハーフパイプを破壊した”ー驚いたことにジェームズに次いで2位。アナウンサーたちはこのことに信じられない様子だ」と意見し、キキ・インタラスワン氏も「トリプルコークは五輪で一度も着地できたことがなく、平野は彼のほぼ完璧なランの中で着地を決めた。彼がジェームズよりも低い得点とは大掛かりな白昼強盗なのか?ショックだ」と語っている。 同じくNBCのレジーナ・キム氏は「本当のことを言えば、ショーン・ホワイトや別の米国のスノーボーダーに勝ってほしかったが、ジャッジが平野に与えたとんでもなく低いスコアを見た後、私は#Olympicsへのすべての信頼を失った」と批判。アメリカのコメディアンのジェフ・デイビス氏も「親愛なるスノーボードのジャッジさん。あなたは最低だ!#ayumuhiranoは史上最高のランをした。恥を知りなさい」とツイートしたという。 同記事では、平昌五輪の銅メダルに次ぐ銀メダルを獲得することになった母国の“英雄“ジェームズの声もこう伝えている。 「ファンの方々が、私が失望していると思わないことを願っています。私は本当に一生懸命やりました。オリンピックで表彰台に立つことは信じられないほどの偉業なのです。私は豪州代表としてこの場に立ったことを誇りに思っています」 ある意味、疑惑の採点騒動に巻き込まれたジェームズも“被害者”だ。そして、平野が3本目に人類史上最高難度のノーミスのランを再現して逆転金メダルを獲得したことで本当に救われたのは、疑惑採点を与えた米国人ジャッジのヨナス・ブリューワー氏だったのかもしれない。