災害時の避難経路・避難先を知っておこう!ネットで手軽にチェック 梅雨を前に「ハザードマップ」確認を 防災アプリも
防災アプリの活用
最近は様々な気象・防災のアプリがある。アプリを上手く活用し、防災対策していきたい。数あるアプリの中には、自分の住んでいる場所だけではなく、他の地域も登録することができるものもある。離れて住んでいる家族や親戚などの地域を登録して自分のスマートフォンに通知をもらうことが可能だ。防災アプリも色々あるので、試してみて自分に合ったものを使用するのが良さそうだ。 防災アプリの中には、避難行動を呼びかける通知をしてくれるサービスもある。 実際に災害時、関係のない場所や離れた場所からの呼びかけによって避難行動に繋がり、命が助かったというケースも多々あるそうだ。 被害者に高齢者が多いのは、情報を受け取るのが遅れたり、避難することを躊躇したりすることも理由とされている。また、色々な情報が溢れ、ツールも進化していく中で、高齢者の中には使えない、見られないという人もいるであろう。 そこで、若い世代がハザードマップや防災アプリを使い、上の世代に呼びかけ、支えるという共助のあり方を築いていくことも防災・減災における1つの方法かもしれない。 災害はいつ起きるか分からない。だからこそ、日頃の備えが命綱となる。ハザードマップを片手に家族で話し合うことから始めてみよう。 【執筆:日本気象協会】
日本気象協会