二予敗退の無念、敗者戦で一掃! パワフルに駆けた太田海也「レース勘がハマった」/競輪祭
小倉競輪のナイター「朝日新聞社杯競輪祭(G1)」は23日、5日目を開催。7R特選を走った太田海也(25歳・岡山=121期)に話を聞いた。 ここまでの3走はいずれもバックを取る積極果敢なレースを展開していた太田。4日目の二次予選Bでも果敢に風を切ったが、番手の岩津裕介が離れる不運な展開に。それでも強靭な粘り腰を発揮して3着に逃げ残ったが、二次予選Bは2着権利の狭き門とあって勝ちあがることができなかった。 「今回は準決に上がりたいって気持ちを強く持って競輪祭に挑んでいました。でも上がれなかったってことは今の実力とわかった。それを踏まえて一歩、一歩やっていくだけですね」と悔しさをにじましたが、現況を素直に受け止めた。 そんな思いをレースで示すように、5日目の7R特選もパワフルに駆けた。最後は番手の桑原大志に交わされたが「今回はレース勘がまったくダメで3走とも踏めていなかった。でもここはレース勘がハマったし、ミスを修正できたと思います」とリズムを良化させた。 最終日ももちろんラインができる。5走目もこれまでの4走のようにバックを付け、怒涛の勢いで1着ゴールを決めてみせる。(netkeirin特派員)