『下妻物語』リバイバル上映に快哉も…“お騒がせ男” の出演で「遠慮しちゃう人もいるだろな」
2004年に公開された映画『下妻物語』が、公開から20周年を迎え、リバイバル上映が決定した。 【写真あり】再上映を避ける人もあらわれた “お騒がせ男” 7月に実施された初のデジタル上映が盛況だったことを受け、10月18日から新宿(東京都)、梅田(大阪府)、名古屋(愛知県)、そして本作の舞台である下妻(茨城県)の4劇場で再上映される。 嶽本野ばらの同名小説を映画化した本作は、下妻市を舞台に2人の少女が織りなす友情物語を描く。主演の深田恭子が演じるのは、田舎に不釣り合いなロリータファッションを身にまとう17歳の少女・竜ケ崎桃子。かたや、時代錯誤な特攻服&原チャリで田舎道をかっ飛ばすゴリゴリのヤンキー娘・白百合イチゴを土屋アンナが演じている。 「ロリータとヤンキーという真逆の2人の強烈なインパクトがみごとにハマり、深キョンと土屋さんの出世作となりました。中島哲也監督によるテンポのいい演出も評価され、この年の映画賞を総なめ。2000年代を代表する青春映画として、いまなお評価の高い作品です。 7月に上映された際は、深キョンが『撮影期間、アンナと苦楽をともにした青春そのものです。いまでも作品を見返してみると、胸がギュっと熱くなります』とコメントを寄せていました」(映画ライター) リバイバル上映の一報に、SNSでは《懐かしい!大好きだったー!》《土屋アンナが神のように可愛かった》など、多くの人が快哉を叫んでいるのだが――。一方で、素直に喜べないとする声もあがっている。 「本作には、樹木希林さん、篠原涼子さん、阿部サダヲさんなど、多くの有名キャストが名をつらねていますが、そのなかのひとりが宮迫博之さんなんです。 深キョン演じる桃子の父親で、偽ブランド品を売りさばく元ヤクザのダメ親父という役どころ。桃子ともども下妻に移住してきたという設定ですが、情けない演技が実にはまり役なんです。 もともと俳優としても評価の高かった宮迫さんだけに、本作でもコメディリリーフとして名演技を披露しています。ただ、いまだに拒否反応を示す人が少なくないようです」(同) Xには、アンチ宮迫勢から次のような手厳しい意見が寄せられている。 《宮迫さん出てるのか…人によってはそれだけで遠慮しちゃう人もいるんだろうな》 《宮迫出てるのにリバイバル?》 《深田恭子さん最高でよかった 宮迫最低な役柄でよかった》 劇中、宮迫演じる父親が、娘にこんなセリフで力説する場面がある。 「神様って、いてはんねんなぁ。悪いことしてる人間にはキッチリ罰与えてくれはんねん。桃子……あきらめたらアカン。真面目に生きてたら、きっとええことあるからなぁ~》 今の宮迫に、よくよく噛みしめてもらいたい名言である――。