ドジャース山本由伸が大谷より先に「サイ・ヤング賞」の可能性…指揮官も物足りなさを口にしつつも飛躍に期待
ドジャース・山本由伸(25)が、指揮官から来季の飛躍を期待された。 CM撮影や表彰式に出席するため、日本に滞在中のデーブ・ロバーツ監督(52=顔写真)。渡米1年目を終えた山本について「ショウヘイとともにモチベーションが高いため、マネジメントしやすかった。ヨシノブとは早くから信頼関係を築くことができたので、投球イニングの管理など問題なかった」と評価した。 ❤ 顔 を 見 る ❤ 「由伸専用の部屋を作った❤」と憚りなく公言して波紋を広げた人気女優! 山本は18試合に登板して7勝2敗、防御率3.00。右肩腱炎で2か月近く戦列を離れたが、シーズン終盤に復帰。ポストシーズンは4試合に登板し、2勝(0敗)をマーク。ワールドシリーズでは、ヤンキースの強力打線を7回途中1失点とねじ伏せ、日本人では07年のレッドソックス松坂以来の勝ち星を挙げた。 レギュラーシーズン中から山本を高く評価してきた指揮官は来季について「彼のポテンシャルからすれば、来季以降もっともっとチャレンジしていってもらいたい。もっと成長できると思う」と物足りなさを口にしながらも、更なる飛躍を期待した。 すでにロバーツ監督は来季、投打の二刀流復帰を目指す大谷について、3月のカブスとの日本開幕シリーズ(S)は打者で起用すると明言。日本開幕Sは山本が先発し、今季15勝を挙げてナ・リーグのサイ・ヤング賞投票で5位に入ったカブス・今永昇太(31)と投げ合うとみられている。 単なる開幕投手に留まらない。指揮官が「もっとチャレンジして欲しい」と話している通り、来季はエース格を務めそうだ。ド軍のローテは現状、山本の他にグラスノー、スネル、大谷、メイ、ゴンソリンの6人。グラスノーは右肘の故障明け、大谷、メイ、ゴンソリンは肘の手術明けだけに、来季の開幕から万全の状態で投げられるのは山本とスネルだけなのだ。 CSの大リーグ中継で解説を務める斉藤明夫氏がこういう。 「山本は故障から復帰して以降、特にPSでは変化球を織り交ぜ、緩急をつけた投球ができるようになりました。PSでの好投は大いに自信になっているはずで、来季にもつながるでしょう。故障 さえなければ、来季は1年を通してローテを守り、2ケタ勝利を挙げるのは決して不可能ではないと思う」 山本は大谷よりも先に最多勝にサイ・ヤングと投手のタイトルを手にするかもしれない。 ◇ ◇ ◇ もっとも、ドジャースは山本が入団する前から右肘の状態を危惧しているのも事実。実際、契約内容にも“伏線”がある。いったいどういうことか。その「決定的証拠」とは。 ●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。