観葉植物ペペロミアを育ててみましょう。水やりの正しい方法は?ペットには有害?
ペペロミアの基本情報
サンスベリアやモンステラはすでに育てていて、手入れが簡単な他の観葉植物を探しているのなら、ペペロミアがおすすめです。ペペロミアは種類が1,000種以上があり、南アメリカ、アフリカ、メキシコ、カリブ海に分布している植物。ペペロミアがこれほど人気がある理由は明白です──手入れが驚くほど簡単で手間がかからないのです。 【写真集】ペペロミアの正しい育て方と手入れ方法|水やりや肥料のやり方など 購入可能な種類は数種類に限られていますが、毎年、新たな品種が発見されています。よく出回っているのは、葉の形がゴムの木に似ているペペロミア・オブツシフォリア、茎と葉の縁が赤いペペロミア・クルシフォリア、葉にシワがあり、銀色や紫色の葉をつけるペペロミア・カペラータなど。まだまだたくさんの品種がありますが、ほとんどの種類は、最大でも15~30cmとコンパクトなので、部屋のなかで育てるのにも大きなスペースを必要としません。 それでは、ペペロミアを育てるために知っておくべきことをご紹介しましょう。
お手入れ方法
多くの熱帯原産の観葉植物と同じく、ペペロミアも明るく間接的な光を好みます。光量が弱くても大丈夫ですが、光のある方向に葉を伸ばしていく必要がある場合には、光の方向に伸びていく可能性があります。鉢を時々回転させると、株が均一に育ちます。特に斑入りタイプは、明るい光が必要です。ただし、寒さを嫌うので、気温が約13度以下になるような窓辺には置かないようにしましょう。
水やり方法
鉢の底に穴が開いていることを確認し、水やりの後は受け皿に出た余分な水を捨てましょう。多肉植物に似た、厚くロウ質の葉を持つ観葉植物なので、水やりは土の上部数cmが乾いたと感じたときにします。土が水浸しにならないようにしましょう。水やりの量がわからない場合は、水を張った洗面器に鉢を置き、底から水を吸い込ませます。15分ほどしたら取り出してください。
肥料は与えるべき?
植物に肥料を与えるのはよいことですが、絶対必要というわけではありません。植物は光合成によって自分でエネルギーをつくることができるので、もしも肥料をやりたいなら、春から秋にかけての生育の盛んな時期に、年に2回、観葉植物用の汎用肥料を与えるようにしてください。
ペットには有毒?
ペットを飼っている人に朗報です。ASPCAによれば、ペペロミアは犬や猫には無害とのこと。しかしどんな植物でも、大量に摂取すると胃腸の不調を引き起こす可能性があることを覚えておくことが重要です。飼っているペットが観葉植物をかじった疑いがある場合は、念のためすぐに獣医に連絡してください。 ※本記事は、House Beautifulからの翻訳をもとに、モダンリビング デジタルが編集して掲載しています。