ファイントゥデイ「パーフェクトホイップ」vsロゼット「洗顔パスタ」洗顔クリームの成分やつっぱり感は
【買うならどっち? 独自目線でジャッジ】 洗顔クリーム編 ◇ ◇ ◇ 急に暑くなり、朝起きても顔がべた~っとします。汗でべとべとしています。いつもの洗顔クリームでは、鼻の頭のごわごわした毛穴の汚れなどがよく取れません。 ちょっとお高めの歯磨き粉「シュミテクト」と「NONIO」を比較 色やにおいは? そこで、今回は男性の黒ずんだ鼻などにもいい、洗顔クリームを比べてみます。 ロゼットの「ロゼット洗顔パスタ 海泥スムース」の“パスタ”とは粉を練り込みペースト状にしたものの意味です。 もうひとつは、ファイントゥデイの「SENKA(センカ)パーフェクトホイップ ホワイトクレイ」です。 どちらも毛穴汚れを取るためにいいようです。ロゼットも毛穴すっきりつるつるの洗い上がりとあり、センカも毛穴の頑固な黒ずみや角質まで吸着洗顔と書かれています。 同じ120グラム入りで、「ドン・キホーテ」で見つけました。値段はロゼットが498円(税別)、センカが598円(同)です。 ロゼットは、無香料、無着色料、無鉱物油ですが、センカに比べて成分は少なく、ローズフルーツエキスが保湿成分として使われています。グリセリンは両方に含まれていますが、センカには、セリシンやヒアルロン酸なども入っています。 クレイ(粘土)は粘着力が強く、泥や火山灰に含まれるミネラルが肌にいいといわれます。以前、鹿児島の桜島の火山灰をベースにした洗顔クリームを使ってみたことがあります。 ただ、幼いころ鹿児島に住んでいたので桜島の火山灰は嫌というほど経験しており、そんな灰などで顔を洗うとなると、なんか変な気分がしたものです。 しかも、クレイの洗顔フォームはいつも失敗してしまいます。手のひらでよく泡立ててから顔を洗わなければなりません。私は途中でイライラしてよく泡立てることもなく、顔をごしごし洗ってしまうので、つっぱり感が残ってしまいます。 料理を作る時に使う卵の電動泡立て器のようなものが必要です。お風呂中もさっさと顔を洗いたいです。朝も忙しいので泡立てる時間がないのです。 ロゼットは手のひらに1センチほど取り、水またはぬるま湯でよく泡立てるとあります。 センカはホームページに約2センチを手に取ると書かれています。 ロゼットのほうが濃いのでしょうか。1回あたりの量は1センチ短くていいようです。 手に取って比較してみると、色はセンカは白、ロゼットはやや灰色。べたべたしながらもしっとり感はロゼットのほうが強いです。 クリームの柔らかさはロゼットですが、どちらもごしごし洗っている感じがします。毛穴にたまった汚れを取るためで、たまに使う分には肌に負担がないかもしれません。または、毛穴が開き切ってごわごわした肌ならこれくらいないと、毛穴の汚れは落ちないかもしれません。 (柏木理佳/生活経済ジャーナリスト)