かぼちゃの栄養がすごい! 驚きの健康効果と簡単レシピを紹介
かぼちゃの調理方法
かぼちゃは、調理することで一部の栄養価が若干変わる可能性があるけれど、それでも豊富な栄養成分は保たれる。かぼちゃの調理方法のなかで、スウィフト・ハレルさんのお気に入りはローストだそう。かぼちゃをよく洗い、カットして油とお好みのスパイスを振りかけよう。とくに秋の間はシナモンやオールスパイスを好んで使うというハレルさん。食物繊維をさらに多く摂取したい場合は、皮ごと食べることも検討してみて。かぼちゃを丸ごと一個ローストするのが大変な場合は、缶詰を使うという手もある。お好みのスパイスと混ぜて、フライパンで温めるだけで、栄養価の高い一品が手軽に完成する。 毎日の食事にかぼちゃを取り入れるのは、想像よりも簡単にできるもの。栄養価の高いかぼちゃを楽しむための、専門家がおすすめする方法をいくつかご紹介。 ・スムージー:缶詰のかぼちゃをヨーグルト、バナナ、スパイスと混ぜ合わせると、おいして満足感のあるドリンクに。 ・スープとシチュー:煮てかぼちゃをピューレにすれば、クリーミーな舌触りと栄養価アップが期待できる。 ・焼き菓子:かぼちゃのピューレをマフィン、パン、パンケーキに混ぜると、季節感あふれる風味が楽しめる。 ・かぼちゃの種のロースト:油、塩、お好みのスパイスで味付けをし、180度にしたオーブンで12~15分間、途中で一度混ぜてカリカリのきつね色になるまで焼く。 ・さいの目にカットしたかぼちゃのロースト:細切りにしたケール、クランベリー、ピーカンナッツ、かぼちゃの種を混ぜたサラダにかぼちゃのローストを加え、マスタードビネグレットをかけて頂く。 ・かぼちゃチップ:皮をむいてチップスサイズに切った薄切りのかぼちゃを、必要に応じて裏返しながら180度のオーブンで7~10分間ロースト。仕上げにシーソルト、カイエンペッパー、またはお好みのスパイスで味付けを。 ・かぼちゃマッシュ:ローストしたかぼちゃの果肉を従来のマッシュポテトやスイートポテトに混ぜると、風味豊かな一品に仕上がる。プロのアドバイス:「チップスと種と一緒にマッシュポテトやサラダを作れば、かぼちゃを丸ごと使い切ることができます。これは、食品廃棄物を減らす素晴らしい方法です」と話すスウィフト・ハレルさん。
translation : Yumi Kawamura photo : Getty Images