【飯塚オート・GⅡオーバルチャンピオンカップ】有吉辰也 「会心」のレース運びで優勝戦へ
<21日・飯塚オート・4日目> 「会心」。準決勝戦12Rを1着で突破した有吉辰也が、満面に笑みを浮かべながら言い切った。 S後、バックでは8番手と厳しすぎる展開に「はい、終わり」。とはいえ、まだ序盤も序盤。「試走は出ていたし、腹をくくってさばいていくしかない」と気持ちを切り替えて前団を追った。道中は「思いのほかエンジンが良かった。(周りを)見ながらでも抜いて行けた」と着実に前進。5周3角では浦田信輔、久門徹の2車を内からまとめてかわして先頭を奪う離れ業も披露した。 レース後は「エンジンさまさまですよ」。確かにエンジンも仕上がってはいたが、それよりも、さばきの巧みさが勝因でしょう。