「太陽がいっぱい」で人気、サッカー「皇帝」 今年亡くなった方々に思いをはせて(下)
19世紀ドイツ思想史研究の第一人者で評論家の西尾幹二さん(89歳、11・1)は先の大戦で日本とドイツの戦争責任を同一視する論調を批判した。4氏は正論大賞を受賞した。
神戸大名誉教授の五百旗頭真さん(80歳、3・6)は戦後日本の実像を描いた著作を発表。政府の東日本大震災復興構想会議議長や防衛大学校長を務めた。
元最高検検事で筑波大名誉教授の土本武司さん(89歳、5・6)は司法制度改革に積極的に発言した。京都大名誉教授の市村真一さん(99歳、7・3)はアジア経済論などを研究した。
文芸評論家の福田和也さん(63歳、9・20)は保守派論客として活躍した。慶応大名誉教授で法学者の阿川尚之さん(73歳、11・12)は駐米公使を務めた。