「特別なシャツ」セバージョスがマドリー愛押し出すも希望はやっぱり…「マーケットはまだ開いてるよね…」
元スペイン代表MFダニ・セバージョス(28)はレアル・マドリー残留が濃厚。しかし、やはり本意ではないようだ。スペイン『Relevo』が伝える。 昨季“再び”プレータイムを減らしたセバージョス。元々序列が高くないクラックは、22-23シーズン後半戦の奮闘でイタリア人ボスを振り向かせたが、良い気運を継続できなかった。 それなりにプレータイムを得ていた昨年春に契約延長も、2024年に入ってマドリー退団の意向を周囲に漏らしていることが明らかに。しかし、セバージョスをバックアップで置いておきたいマドリーは売却に積極的ではない。 そんなこんなで24-25シーズン開幕も目前。 米国プレシーズンマッチのチェルシー戦後、セバージョスは「昨夏のプレシーズンよりもコンディション調整がうまくいっている」と語りつつ、「マーケットはまだ開いてるよね…」とうっかり口に。慌てて「多くのチップが動くとは思わない」と訂正したが、今も退団を頭の片隅に置いていることは間違いなさそうだ。 「今回のプレシーズン、アンチェロッティ(監督)は僕に自信を持たせるようなアプローチをとってくれたんだ。彼に求められていることを理解しているし、マドリーで出場機会を確保して成功したい」 「この特別なシャツで10分、15分とプレーするのは、別のクラブのシャツを着てプレーするより遥かに長い…これはジネディーヌ・ジダンの言葉だよ。タオルを投げるのは簡単だ」 続け様に、マドリー愛を前面に押し出したセバージョス。そこに嘘はないだろうが、『Relevo』いわく、セバージョスはやはり現在も退団を念頭に。問題は、獲得に本腰を入れるクラブがないことだと考えられている。
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