面倒なカロリー計算なしで「健康的な食生活」ができる8つの心得
健康的な食生活とは、単なる「やせるための一手段」ではありません。それ自体が、目指す価値のある目標です。 ですが、過去に食習慣を変えようとしたことがある方ならおそらくご存じのように、インターネット上のダイエット文化は、間違った情報で散らかり放題の状態です。 栄養の摂取に関して、誰もが同意する意見はごくわずか。 目標は人ぞれぞれですが、カロリーを計算せずにヘルシーな食生活を送りたいと思っているのは同じです。 この記事では、科学に裏づけられたそのためのヒントを、みなさんにお教えします。
1. 高タンパク質な食べものを摂取する
私はタンパク質を、三大栄養素(脂肪、炭水化物、タンパク質)の中でも「体育会系」と考えています。タンパク質は、筋肉を形成するための構成要素です。 また、高タンパク質の食べものには、三大栄養素の中でいちばん腹持ちがいいという特質もあります。 その代表格は、肉や魚、卵、豆類(黒豆、ひよこ豆など)、大豆製品(豆腐、テンペなど)です。 やせたい、筋肉をつけたい、爪や髪を強く丈夫にしたいなど、その人の目標に応じたタンパク質の必要量に関するガイドは、こちら(英語)からどうぞ。
2. 食物繊維の多いものを選ぶ
食物繊維は満腹感を高めてくれます。そして、よく知られているように、便通も正常にしてくれます。 ポテトチップスをやめるのに苦労している人は、栄養価の低いスナック菓子のかわりに、食物繊維の多いものを選ぶようにしましょう。そうすれば、お腹も自然に満たされるはずです。 その代表格は、全粒穀物や豆類です。果物や野菜の多くもそうです。野菜といえば…次のことも話しておきましょう。
3. もっと野菜を食べる
これもまた、栄養の摂取において意見の一致を見る、数少ないアドバイスの1つです。 野菜には、全身の働きを助けるビタミンなどの重要な栄養素が豊富に含まれています。 そんなに難しく考える必要はありません。サラダをつくって、健康サイトでよく見かける写真のように満足げな笑みを浮かべましょう。 そして、なるべくいろいろな野菜(とくに旬の野菜)を使って、味覚の幅も広げましょう。