オシムヘンのサウジ行きへ埋まる外堀…アル・アハリとナポリ合意で去就は選手次第に
ナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)の完全移籍に関してサウジアラビアのアル・アハリとナポリが合意に達したようだ。 今夏の移籍市場でナポリ退団を希望していたオシムヘン。当初はアーセナルやチェルシー、パリ・サンジェルマンといったヨーロッパのクラブへの移籍が既定路線と見られたが、クラブ間、個人間の部分でも交渉が難航。最終的にいずれのクラブも撤退という道を選択した。 今夏の移籍市場閉幕が迫るなか、ナポリはアントニオ・コンテ監督が熱望するベルギー代表FWロメル・ルカクをすでに後釜として確保。これにより、オシムヘン残留の道はほぼ閉ざされた。 さらに、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、現時点で唯一正式なオファーを掲示していたアル・アハリとナポリは7500万~8000万ユーロ(約120億5000万~128億5000万円)の条件でクラブ間合意。さらに、メディカルチェックも予約されているという。 ただ、個人間では未だ合意には至っていないという。 移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、アル・アハリはナイジェリア代表FWの説得に向けて年俸3500万ユーロ(約56億2000万円)の4年契約に、1000万ユーロ(約16億円)の契約金というオファーを掲示。 また、金額は不明も2026年7月から有効となる契約解除条項も盛り込んで、説得にあたる考えだ。
超WORLDサッカー!