なぜお金をもらったら「所得税」を支払うのに、お金を失うときも「消費税」などの税金がかかるのですか?
※大阪府租税教育推進連絡協議会「令和6年度版 わたしたちの生活と税」を基に筆者作成 直接税とはその税金の納付義務がある人と、実際に支払う人が同じ税金です。自分で申告をする必要があります。一方、間接税は税金の納付義務がある人と、実際に支払う人が異なる税金です。 例えば、消費税の納付義務は商品を購入する消費者ですが、事業者が代わりに納税します。
税金の種類が多い理由は「できるだけ公平に税金を集めるため」
税金は医療保険や年金、教育、科学技術など私たちの生活に深くかかわる項目で多くが使われています。そうした財政を支える税金の種類が多い理由は、さまざまな人から公平に税金を集めるためです。 商品を購入したときの消費税や、所得が高くなるにつれて税率も高くなる所得税などで、公平の原則が守られています。もし税金の種類が少なくなれば、公平性が保たれなくなる可能性もあるでしょう。 税金の分類はどこにどうやって納付するかで分類でき、申告方法や申告する人も変わる点が特徴です。種類によっては自分で申告する必要があるため、分からない場合は税務署に確認しましょう。 出典 国税庁 大阪府租税教育推進連絡協議会 令和6年度版わたしたちの生活と税(4ページ) 国税庁 税の学習コーナー データ集 国の一般会計歳出額 内訳(令和6年度当初予算) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー 監修:高橋庸夫 ファイナンシャル・プランナー
ファイナンシャルフィールド編集部