マカオ治安警察局が市内各所で一斉取り締まり展開…違法就労の男女ら18人検挙
マカオ治安警察局は7月18日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を目的とした大規模作戦「落雷2024」の展開を続ける中、同月17日から18日にかけて一斉取り締まりを実施したと発表。 今回の一斉取り締まりには治安警察局のマカオ警務庁、海島警務庁、交通庁、情報庁から55人が参加し、市内にある多くのゲーミセンター、インターネットカフェ、バー、カラオケ店、サウナ店に対するパトロール及び離島区で職務質問を強化して臨んだほか、各所での交通検問を実施したとのこと。 期間中、計169人(男85人、女84人)に対する調査を行い、このうち18人(男3人、女15人)について違法・違反が認められたため検挙し、関係部署へ身柄を引き渡し済みとした。違法・違反の内訳は、違法雇用及び違法就労関連の男女が17人、オーバーステイの男が1人。
交通検問については車両36台に対する調査を行い、違反は3件(いずれも運転中携帯電話使用)だったという。 同局では、今後もマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて臨機応変に対応策を調整し、各種違法行為の抑止及び取り締まりを実施することで、市民と旅客の生命と財産の安全保障、公共の安全と秩序の確保、マカオの良好な治安環境の保護に努めるとした。 このところ治安警察局、司法警察局、海關(税関)が連日市内各所で取り締まりを強化して臨んでおり、ほぼ毎日なんらかの違法・違反行為が摘発されている状況。