第71回マカオGP開幕控え警察がスピード違反や違法改造車に対する取り締まり強化実施
マカオでは、年に一度のモータースポーツの祭典「第71回マカオグランプリ」がきょう(11月14日)に開幕を迎える。 マカオグランプリといえば、普段は一般車両が往来する市街地の公道をサーキットに転用することでも知られ、すでにガードレールや観客席などの設営も整っており、レース開催時間帯以外は通行することができる。当然ながらレース以外では公道扱いのため、一般車両の不適切な改造や公道での暴走行為は固く禁じられている。 マカオ治安警察局は11月13日、第71回マカオグランプリの開幕を間近に控え、スピード違反や車両の違法改造といった違法行為に対する取り締まりを強化して臨む中、同月1日から12日の間にマカオ各地において延べ83回の交通検問を実施し、調査対象となった車両565台のうち40件のスピード違反を検挙したと発表。
このほか、タイヤサイズ不適合、サイドミラー不設置、車検証未登録パーツ使用といった違法改造及び違法改造に伴う基準値を超える騒音が疑われる車両50台(バイク28台、自動車22台)についても検挙した上、特別車検を受けるよう通知を発出したとのこと。 同局では、今後も継続して同様の取り締まりを実施するとし、自動車及びバイクのオーナーに対して法律及び安全規定を遵守するよう呼びかけた。