2025年のF1は今季と同様24戦中6戦でスプリントレースを実施…中国、マイアミ、ベルギー、アメリカ、ブラジル、カタールが該当|F1
現地時間11日、『F1』公式は2025年のスケジュールについて、スプリントレースを6レース実施すると発表した。 前半戦は第2戦中国GP、第6戦マイアミGP、第13戦ベルギーGPの3度となり、シーズン後半戦は第19戦アメリカGP、第21戦ブラジルGP、第23戦カタールGPと、合計6度のスプリントレースが行われる。 F1のステファノ・ドメニカリCEOは「スプリントはF1にとって大きな成功であり、すべてのファンにトラック上でのアクションとレースをさらに楽しんでもらうことができた」と述べている。 「スプリントの実施によって、金曜日からファンの来場者数が一気に増えた。プロモーターやパートナーからもそれがデータ上で裏付けされている」 「2025年、F1は75周年を迎えるにあたり、私たちは常に素晴らしい歴史を祝いたいと思っているが、より多様化するファンの皆さんに最高のものを提供するため、常に前を向いて革新し、改善していく必要がある」 なお『F1』公式が示したデータによると、マイアミGPにおけるスプリントレースの生中継は『ESPN』で94万6000人の視聴者を集め、2021年にスプリントフォーマットが導入されて以来、米国でのスプリント視聴者数としては過去最大になったという。 また、今季のオーストリアGPでは、スプリント予選の生中継視聴者数が過去2回のヨーロッパレースのFP2セッションと比較しても76%増加したとのこと。 スプリントレースについては、その後に予選が控えていることから、接触や大きなトラブルを避けるために、白熱した戦いが起こりにくいという指摘もある。そのため波乱が起きずにトレイン状態で決着するケースも多く、今季はここまで3度行われたスプリントレースにおいて、マックス・フェルスタッペンが3度すべて制する状況ともなっている。 F1としては2024年に続き、2025年も年間24レース中、6戦でスプリントレースを実施する運びとなった。
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