「日本代表の選考基準は?」記者が聞くと森保監督から逆質問…「市場価値23億円」ランク最上位FW古橋亨梧の1年ぶり招集に感じた“不思議”とは
じつは“日本人CBで3位”の渡辺も未招集
市場価値における“日本の特異性”はセンターフォワードだけではない。 実は、守備の要センターバックの選考でも、不思議な状況がある。日本人全体で16位の渡辺剛が今年3月のW杯アジア2次予選・北朝鮮戦以来、招集されていないのだ。 彼と同じセンターバックでは、市場価値で大きな差がある選手たちが入っていた。10月シリーズでは谷口と瀬古が名を連ね、今回は負傷明けの橋岡が加わった(谷口は直近の試合で負傷し、関根が招集された)。 森保監督が選手選考の際に重要視している基準が所属クラブのレベルやリーグである。この部分については、カタールW杯までの第一次森保政権時から強調されており、多くの選手がそれを意識し、だからこそ「上のリーグに行かないといけない」と口にしていた。その一方で監督は、スプリントや走行距離のようなフィジカルデータも重視しているという。
森保監督の中でどのような判断基準があるのか
上田の負傷によって今回、古橋は選ばれた。だが、渡辺は選ばれないまま。選考に至るまで、森保監督の中にどのような基準があるのか。 そうした疑問がわいたからこそ、記者会見で冒頭の質問を投げかけたのだった。 すると、森保監督から逆質問を受けた。 〈つづく〉
(「核心にシュートを!」ミムラユウスケ = 文)
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