【体験】ちゃんと圧迫して計測。ファーウェイが“血圧計”内蔵したスマートウォッチ 管理医療機器として使えるとアピール
健康意識の高まりとともに、個人の健康管理ツールとしてのスマートウォッチの活用が増えているなか、ファーウェイは新たに『HUAWEI WATCH D2 ウェアラブル血圧計』を国内で発表し、クラウドファンディング形式で応援購入を開始しました。 【画像】本体ベルト部には血圧測定用の機構が搭載。都内で体験もできる新型スマートウォッチをフォトレポート(全7枚) 本製品は、一般的なスマートウォッチに血圧計を内蔵した機種として「日本と欧州連合の医療機器認証を取得した、世界初の自動血圧測定できるスマートウォッチ」と銘打ち発表しました。約1.82インチの大画面を持ちながら、前モデルと比較してよりコンパクトに設計され、ブラックとゴールドの2色展開となっています。
実際に使用してみた
販売はクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」にて行われており、すてに目標設定から700%を超える応援購入が集まっていますが、本機は「二子玉川 蔦屋家電+」や「b8ta Tokyo」などで実物の展示も始まっており、実際に体験することもできました。 実際に使用してみて最も驚いたのは、その使い勝手の高さ。血圧計といえば腕や手を圧迫して計測しますが、本機も同じく手首を圧迫する形で使用します。通常の血圧計と遜色ないどころか、ウェアラブルな仕様上、従来よりも簡単に測定できると感じました。本体バンド部分に圧力で膨らむ機構が備えられているのも驚き。 使用の手順は極めてシンプルで、同梱のスケールで手首のサイズを測り、ベルト部分のナンバリングを調整。ここが緩みすぎたり固すぎたりすると測定結果に大きく左右されるといいます。血圧測定の際はデバイスの指示に従って、座った状態で腕を心臓の高さに持ち上げ、手のひらを広げて力を抜いた状態でスタートボタンを押下。画面上に測定姿勢のガイダンスが表示され、姿勢が正しくない場合はエラーメッセージで知らせてくれます。 実際に使った感じですと、圧迫から弛緩までが通常の血圧計と同じ感覚で、しっかりと継続してくれた一方、少しでも喋ったり立ったり、動いたりすると「測定結果が不正確な場合あり」と警告され、かなりシビア。この点も一般の血圧計と変わらない印象でした。