【2024年12月版】250ccバイク 国内メーカーおすすめ23選! 軽二輪は車検不要だけが魅力じゃない!
2024年、250ccバイクはどんな状況?
2020年8月に最後の1台が生産され、35年の歴史に幕を下ろしたヤマハ セロー250。この事件によって行き場をなくしたライトオフ層のライダーに対し、ホンダはCRF250L、カワサキはKLX230で受け皿を用意した。ここに待望の殴り込みをかけてきたのがスズキ Vストローム250SXだ。アドベンチャーモデルということで純オフ系ではないが、街乗りとロードが中心という大多数の使い勝手を満足させてくれるに違いない。さらに、ホンダがスクランブラーのCL250を投入したことで、選択肢はかなり広がっている。 一方で、2020年に現行クラス唯一の4気筒エンジンを引っ提げて登場したカワサキ ニンジャZX-25Rによって250ccスポーツクラスが刺激され、これに呼応したホンダはCBR250RRを徐々にパワーアップさせて2023年モデルではついに43psに。サーキットのラップタイムという実質的な速さではCBR250RR、胸のすく超高回転パワーは同じく2023年モデルで48psにパワーアップしたZX-25Rと、ライバルストーリーを紡ぎ続ける。 ヤマハはフルカウルスポーツのYZF-R25とネイキッドのMT-25という最小限のラインナップ(その代わり、別記事で紹介予定のスクーターは国産メーカーでクラス最多)だが、対照的なのは空冷単気筒150から水冷2気筒250まで揃えるスズキの独自路線だろう。スズキは尖ったスポーツ路線とは一線を画し、日常域での実用性と気軽な楽しさを追求している。 そして2024年秋、ジャパンモビリティショー2023で参考出品されたカワサキ「W230」「メグロS1」「新型KLX230」「新型KLX230SM」に「KLX230シェルパ」を加えた同系エンジンの5車が一気に発表され、ラインナップにさらなる賑わいをもたらしている。 以下、【2024年12月版】250ccバイク 国産おすすめ23選を紹介しよう。