ビモータ、『KB998 Rimini』をミラノショーで発表。SBKのベースマシンとして500台を生産へ
イタリアのオートバイメーカーであるビモータは、11月7~10日にかけてイタリア・ミラノで開催しているEICMA 2024(ミラノショー)で新型モデル『KB998 Rimini』を発表した。同オートバイはスーパーバイク世界選手権(WorldSBK)のベース車両になる。 【写真】ビモータKB998 Riminiのウイングレット 市販車としては、2019年からカワサキが出資してビモータとの合弁会社を設立。カワサキも製造をしている状態であり、TESI H2やKB4が販売されてきた。 そしてWorldSBKではKawasaki Racing Team WorldSBKが2025年から生まれ変わり、Bimota by Kawasaki Racing Teamとして活動する。使用するマシンもカワサキZX-10RRからビモータKB998へと変わるが、そのベースマシンとなるバイクがミラノショーで発表された。 KB998 Riminiと名付けられた同バイクは、WorldSBKのホモロゲーションを満たすため合計500台が生産される。乾燥重量は194kg、排気量は998ccで、最高出力は200hp/13,600rpm、最大トルクは111Nm/11,700rpmを発揮。ZX-10RRとは異なり、ウイングレットを装備する。 価格は未定だが、2025年に発売されるようだ。 [オートスポーツweb 2024年11月07日]