阪神が2連勝!CSファイナル見据える西勇、ビーズリーが調整登板で好投 高寺は2安打1打点 フェニックス・リーグ
「フェニックス・リーグ、DeNA1-4阪神」(9日、SOKKENスタジアム) 阪神2軍はフェニックス2連勝となった。CSファイナルSに登板見込みの西勇、ビーズリーが調整登板。先発の西勇は、味方の失策がありながらも、3回1安打1失点(自責0)としっかりまとめた。 【写真】3回無失点! さすがのビーズリー ビーズリーは四回から登板し、3回無安打無失点だった。9月28日のヤクルト戦(神宮)で打球が右太もも裏を直撃し、来日後最短2回4失点で降板。それ以来の登板だったが、順調な様子を見せた。 以降はベタンセス、松原、浜地で無失点リレー。打線は高寺が2安打1打点を記録し、野口も勝ち越し適時打を放つ活躍だった。 和田2軍監督の一問一答は次の通り。 -西勇とビーズリーが調整登板 「いろんなことを試せたと思うし。ちょっとね、こっちの野手が足引っ張ったから、余計いろんなことできたんじゃないかな」 -1軍のピッチャーの後ろで守ることもいい経験になる 「いや、そりゃそうだよね。やっぱり後ろから球筋を見てるから、ほとんど構えたところ付近に行くからね。逆に守ってて予想もしやすいし、反応しやすいし。そういうことがわかってくるんじゃないかな。やっぱね、あ、いつもと違うなっていうのはね」 -若手は高寺が活躍 「シーズンの後半からずっと状態良くて。で、こっちに来て、ちょっといつものペースではヒットが出なかったけど、全然調子悪いなという感じのスイングじゃないんでね。このまま積み重ねて、レベルを上げていく。望夢の場合はね、足もあるわけだし、そこら辺のところ、盗塁も含めて。あとは守備だよね、やっぱね。こっちはちょっと内野手がぴったり(4人)しかいないんで、いろんなポジション守んないといけないけど、それもまた勉強だと思うんでね。あとはやっぱりあいつは守備のレベルを上げて、守れますよってなると、だいぶ(1軍に)近づいていく選手だと思うんでね。本人も自分の足りないところは十分わかってると思うんで、それを今、試合だけじゃなくてね、試合が終わってからの練習でもね、必死になってやってるんで。フェニックス、秋季練習としっかりレベルアップして、来年につなげてほしいね」 -ずっと1番で起用されているところも彼のポテンシャルがあるから 「タイプ的にも、そういうタイプだと思うし、どっちかいうと、あんまり制約のないところで出した方が力を発揮するタイプ。ベンチからすると、制約したとき仕事してくれるっていうのがね、すごくありがたいんだけど、やっぱいろんなタイプがいるんで。そこで、このメンバーで行くと、1番っていうところがはまるんじゃないかな。ただ決めつけるのは良くないから、いろんな打順も経験しながら。それでいつか呼んでもらった時に、じゃあ1番打てるかといったらそう簡単じゃないだろうからね。今はもういろんなことを勉強して、ランナーがいない時だけじゃなくてね。ランナーがいたらまた仕事も変わるわけだし。1番なんていうのはね、初回だけだからね。2回以降はね、何番目に回ってくるかわかんないんで、その時その時の仕事があるからね。やっぱり(試合の)よーいどんで塁に出るっていうのはすごくチームにとっても、本人にとっても勢いがつくことなんで。そこら辺のところをより一層、担えるようになってほしいな」 -明日の先発は 「明日はね、西純矢」