ドジャースに“韓国の逸材”加入の舞台裏 大谷翔平が「多くのアドバイスを送った」3年19億円で契約
ドジャースは、ポスティングシステムによるメジャー移籍を目指していた韓国プロ野球の金慧成(キム・ヘソン)と契約したと現地時間1月3日(日本時間4日)に発表した。 【動画】MLB公式もクローズアップ! 大谷の妻・真美子さんのガッツポーズシーン 契約内容は3年総額1250万ドル(約19億3750万円)で、2028年から2029年のオプションを行使すれば2年分の契約が延長され、最大で2200万ドル(約34億1000万円)となる。 『MLB公式サイト』は、走攻守三拍子そろったキムについて、「(韓国の)ヒーローズで8シーズンを過ごし、打率.304、出塁率.364を記録した。また、過去7シーズンで毎年少なくとも20盗塁を記録し、2021年には46盗塁を記録した。24年に打率.326、出塁率.383、長打率.458、本塁打11本、盗塁30を記録した」と、その経歴を説明している。 また、ドジャースは、昨年の開幕戦となるパドレス戦の前に、韓国のソウルで行われたエキシビションでヒーローズと対戦し、キムを間近で観察したとし、その日、右腕のボビー・ミラーからフェンス直撃の二塁打を放ったことを紹介した。 キムとチームメイトとなる大谷翔平も自身のインスタグラムのストーリーズで、「ようこそ、友よ」と韓国語でメッセージを添えて投稿した。 さらに、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXで「複数の韓国メディアの報道によると、ショウヘイ・オオタニはロサンゼルスでキム・ヘソンと会い、FAの過程において『彼に多くのアドバイスを送った』ようだ」と記している。 “韓国の逸材”と称されるキムの加入には大谷も一役買ったようだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]