殿堂入りビジオ息子、ロイヤルズとマイナー契約…昨季途中ドジャースでプレー
ロイヤルズは5日、ユーティリティのキャバン・ビジオ内野手(29)とマイナー契約したと発表した。ビジオはアストロズ一筋で3000安打を放ち、殿堂入りした名手グレイグ・ビジオの息子。昨季は4チームを渡り歩き、6月から2カ月ほどドジャースでプレーし、大谷翔平とチームメートだった。 ビジオは2019年にブルージェイズでメジャーデビュー。内外野を守れるユーティリティプレーヤーとして存在感を見せたが、昨年、6季目のブルージェイズからDFAとなった。その後、ドジャースに移籍し「言葉にするのは難しいけど、ブルージェイズをDFAになっていろんな悲しい感情があった。でも前に踏み出すことができた」と話した。しかし、ドジャースからもDFAとなり、その後、ジャイアンツ、最後はブレーブスに所属した。 首脳陣にとって使い勝手のいい選手だが、課題は昨季、1割台に低迷した打力。新天地で打撃を改善し、メジャー復帰を目指す。
中日スポーツ