「小1娘の宿題…合ってるのになぜ?」算数の採点方法に「厳しすぎない?」「やる気なくなっちゃう」
勉強以外にも色々な課題
学校生活を送るうえで必要な支援・対応は、勉強のみに限った話ではありません。 発達障害を抱える娘さんは、授業中に衝動的に飛び出してしまう、聴覚過敏でガヤガヤという喧騒が苦手、気持ちの切り替えが難しい、といった特性上の問題から、学校での生活や集団行動に大きな困難があります。 「そこは、娘に合わせて柔軟に対応していただけたら。と先生にはお願いしています。いつもそのように対応してくださって、感謝しております」(ありさん) また、子どもがより学校に安心して通える環境を整えて欲しいとも願っています。 娘さんは幼稚園時代、とある園児の子に一方的に乱暴され、頭を切るなどの怪我をさせられたことがあったといいます。それで一時不登園になることもありました。 小学校に入ってその子と離れることになり安心した矢先、また娘さんに嫌がらせをしてくる別の子が出てきてしまったといいます。 もちろん、どんな子どもであっても、学校でいじめや乱暴をしてくる子に出会ったり、クラスメイトにからかわれたり悪口を言われてしまったりする可能性はあるでしょう。 しかし、発達障害の特性上の理由もあり、不安を強く感じやすいという娘さん。そのような子どもとの関わりのなかで大きなストレスを感じ、登校できなくなってしまったり、勉強が嫌になってしまったりしてしまう可能性もあるのでは――と、ありさんは不安に思っています。 このような問題はありながらも、ありさんの娘さんの通う小学校は、学校全体での支援の体制が手厚いことで地元でも知られた学校。実際の先生がたの対応にも、ありさんは感謝しているとのこと。 「(学校に)専門的な知識ある方が多いからこそ、こちらも、もっとこうしてほしい。という気持ちが強くなってしまうのかもしれません――」 ありさんはそのように前置きしながらも、「ひとりひとりの特性に合わせた支援が行き届く世の中に変わっていってくれたら嬉しい」と想いを語られました。