小林のパンチにボギョンの顔がゆがむ（撮影・荒木理臣）

「RISE182」（10月20日、東京・後楽園ホール）でRISE QUEENミニフライ級王者の小林愛理奈（FASCINATE FIGHT TEAM）が韓国のKTK-52kg級王者のビョン・ボギョン（韓国／MUYEMARU）と対戦し、終始攻め続けたうえで3-0の判定勝ちを収めた。 　小林は試合後のマイクで1階級上のRISE QUEENフライ級王者テッサ・デ・コム（オランダ／Fightteam Vlaardingen）への挑戦をアピールした。 　1R、圧をかける小林にボギョンは前蹴り。ボギョンは変則的な蹴りを見せる。小林は圧をかけてロー、ジャブ。ボギョンは蹴りで距離を取るが、小林は踏み込んで左右のフック。早くもボギョンの顔が赤くはれ始める。前に出る小林にボギョンは右ミドル。小林は圧をかけて左ミドル、踏み込んで右ストレート。ボギョンはクリンチ。なおも圧をかける小林にボギョンは前蹴り、そこに小林は左フック。なおも追う小林はパンチの連打で追い込む。ボギョンはコーナーを背に前蹴りで何とか距離を取ろうとするが小林の圧は強い。

蹴りで反撃のボギョン（撮影・荒木理臣）

　2R、小林は詰めて左ボディー。下がらせて左フックを顔面に。なおも左ボディー。ボギョンのパンチに左フックを合わせる。下がる一方のボギョン。小林は左ボディーを連打。そして顔面に左フック。ボギョンはなんとかロー。しかし小林はボディーに集中攻撃。ガードが下がったところで顔面に左右のフック。コーナーに詰めて右フック、右ストレートを打ち抜くがボギョンは倒れない。ボギョンはヒザ、前蹴り。 　3R、圧をかける小林に前蹴りのボギョン。しかし小林はパンチで前に。ボギョンが回し蹴りを見せると、小林も胴回し回転蹴り。なおも前蹴りのボギョンに小林は左右のフックを連打。ボギョンも打ち返す。小林は左ボディー、左フック。ボギョンは前蹴り。小林のボディーの連打に顔をゆがませるボギョンだが、ヒザを返しクリンチ。小林はなおも上下に打ち分けラッシュもボギョンは最後まで立ち続け反撃を見せた。