Drift on the WILDSIDE -全天候型放浪記- リバー・ランズ・トゥ・ザ・ノース
PICK UP
■ホーボーのレイヤリング 真夏なのでウェーダーは着込まず、ウォータースポーツ用の薄手のパンツとアクアシューズで入渓した。上半身は化繊のTシャツにフーディニを重ねてアブと紫外線から肌を守る。パックはシムスの防水モデルで、ラフティングにもそのまま使える。 ■タックル ロッド、リール、ライン、フライを総称してタックルと呼ぶ。もっとも大事なのはラインの番手(太さ)で、これにあわせてロッドやリールを組み立てるのだ。 ■コーヒーセット 今回の旅でもっとも印象に残ったのは川辺で飲んだコーヒーだった。ジェットボイルと「ParrMark COFFEE STAND」のドリップパック。 ■ラフトボート 「Achilles」のRJB。頑丈なラフティング用モデルで世界中で使用されている。千葉さんはオールを取付けロウボートとして使用していた。 ■カナディアンカヌー 「Esquif Canoe」社の「Huron16」。T-フォーメックス製の軽量カヌー。ガイドの森和季さんがカメラ艇兼道具運搬艇として出してくれた。 ■プロガイドのレイヤリング パタゴニアのウェーダーとフーディニ、ウェーディングブーツであらゆる状況に対応。タックル用のベストは単品で着用することもパックのショルダーハーネスに装着することもできるアイデア製品だ。 ■ベアスプレーと熊鈴 バックパックの腰ベルトにはベアスプレーを3連装! まるで兵士のマガジン(弾倉)ホルダーみたいだった。熊鈴も大型のものを6連装し入渓中はずっと鳴らしていた。 ■ガーミンのインリーチミニ 多くのエリアが圏外のため、ガーミンの衛星通信サービスを利用。メッセージ送受信によって関係者と位置共有ができ、万一の場合はSOS発信を行なうことができる。 ■大音量ホイッスル 耳をつんざくような大音量のホイッスルをすぐに吹ける場所にセットしておき、定期的に鳴らす。川の音でこちらの物音がかき消されてしまうのでこれはとても重要。