ギンビス「しみチョココーン」からコーンパフの長さが約2倍の新商品 そのねらいは?
ギンビスは9月16日、「しみチョココーンMASHIMASHI」(30g・150g)を新発売して「しみチョココーン」ブランドに磨きをかける。 消費の二極化が進んでいるとの見立てのもと、新商品で普段の節約志向に対応していくのが狙い。 取材に応じた営業本部広報担当の吉村萌子さんは「しみチョココーンMASHIMASHI」について「コーンパフの長さが通常の約2倍あり、食べごたえ・サクサク食感・チョコ感がマシマシで満足感が得られる。150gは今までになかった大サイズでシェアしていただきたい。30gの小袋サイズは食べ切りサイズでボリューがあり小腹満たしにも好適。」と説明する。
駄菓子コーナーに向けては、スティックタイプの提案を強化。 既存品の「しみチョココーン全粒粉スティック」に加えて「しみチョココーン全粒粉スティック スティック ホワイト」を9月30日に新発売した。2品体制にすることで売場での存在感を高め小腹満たしニーズなどに対応していく。 「スティック ホワイト」は全粒粉を配合したスナック生地にホワイトチョコをしみ込ませたもの。「全粒粉の香ばしさと、ホワイトチョコのやさしい甘さをバランスよく仕上げた。甘さの後引きがよく、カルシウム入りとなっている」と語る。
定番商品の「しみチョココーン全粒粉」との相乗効果を図るべく季節商品も引き続き投入していく。 10月7日には「しみチョココーンいちご味」を新発売。2025年1月には「しみチョココーン抹茶ラテ味」の発売を予定している。 「しみチョココーン」の特徴は、同社独自技術の含浸(がんしん)技術を用いてコーンパフにチョコをしみ込ませて、チョコのおいしさとコーンスナックの香ばしさが合わさったおいしさに加えて、手にチョコが付きにくい点にある。 常温流通・常温保管できる価値が徐々に浸透している模様で、記録的な暑さを記録した今夏もブランド全体で前年を上回り好調に推移している。