東海大静岡翔洋高に「ボルダリング専用ウォール」が完成
東海大静岡翔洋高には先月下旬、「ボルダリング専用ウォール」が完成した。トレーニング室の一角を改装して設置したもので、幅9メートル、高さ4・5メートル。斜度も3段階あり、同校によると「静岡県内の高校では初めて」の施設だという。 小学3年時に静岡市内のジムで競技を始め、現在は日本協会のユースB強化選手に選ばれている川口太造(東海大静岡翔洋中3年)も歓迎。今後、中学や高校の体育の授業にも使われると聞き、「楽しいと思う。競技人口が増えてくれるとうれしい」と話した。 26年度には「ボルダリング部」を創部する計画もある。村上英治校長は「将来、オリンピック選手を輩出することができれば」と今後を見据えた。川口も「五輪を目指したい」と意欲を見せていた。
報知新聞社