小池都知事定例会見12月9日(全文3完)石原知事はいろいろな遺産を残された
東京五輪開催中、街の飲食店の禁煙対応について
記者1:(※判別できず)記者のイワサキと申します。すいません、冒頭にお酒の話が出たんで、たばこについてお伺いしたいんですけども、受動喫煙防止条例というのが神奈川で非常に進んでおります。で、IOCが脱たばこを宣言していて、会場や選手村では禁煙が徹底してるかと思います。開催地の東京都として、街の飲食店に対して、どういう方向性なのかというのをちょっとお聞かせ願えればと思います。 小池:はい。この件についても今、国会でも議論が進んでいると聞いております。そして罰則付きの飲食店などの、空間というか部屋の中での禁煙について考えられているということで、国のほうもかなり踏み込んだといいましょうか。これまでもずっと議論はあったんですけれども、この議論がずっと行われていると聞いております。積極的な方、そうでない方、いろいろおられますけれども、少なくとも私自身は自民党の総務会長でありましたときに、何をしたかというと、総務会長室からまず灰皿を全部撤去いたしまして、禁煙マークをべたっと貼り付けました。で、今も総務会長室の入り口。そして総務会の会議室のところにはそのマークが今もちゃんと残っていて、自民党党本部では分煙化が徐々に進みつつあるという状況かと思います。 要は例えば小さな飲食店で、そこで分煙の施設を導入するための補助などを出しているわけでありますけれども、なかなか進まないというような実態もございます。しかし海外から来られた、海外といっても国によって違うんですけれど、日本っていうのはまだまだあちこちで吸えるんだね、と言って大変驚く方も多い。そしてまたIOCの持続可能なといったところをずっと延長線で見ていくと、社会の健康という、健康の保持といったことなども含めてこの分煙ということに、分煙というか禁煙というか、スモークフリーですね。については、うたっているところであります。 そしてこれまでの開催地では、このスモークフリーが開催地のお作法でもスモークフリーということをうたっているということであります。国会のほうも、あとわずかとなりましたけれども、この受動喫煙防止ということについての法律が通ることを期待していますけど、日にちがあまりないんですね。ちなみに今日、無電柱化の法案が成立をいたしますので、議員立法で通ります。 すいません、話があちこちいきましたけれども、都といたしましては、私は今回の所信表明でも述べさせていただきました。前回もそうでありますけれども、このスモークフリーを目指す形の条例案というのを準備してまいりたいと思っております。 そしたら、はい。