0才児ベビーの11月の様子&お世話ポイントを月齢別に解説
5月生まれ赤ちゃん(生後6カ月)
こまやかな感情が芽生え、いろいろな理由で泣きます。うれしいときは手足をバタバタさせて笑い声をあげます。反対に、自分の要求が満たされないと怒って大泣きします。さまざまな理由や目的があって泣くようになるので、赤ちゃんの要求を理解して満たしてあげて。 離乳食開始から1カ月ほどたち、ポタージュ状の離乳食を、唇を閉じてごっくんと飲み込めるようになったら、1日2回に進めます。2回目の離乳食は1回目から3~4時間あけて。夜遅くなると就寝時間が遅くなるので、19時より遅くならないほうがよいでしょう。1日にとる栄養の8~9割は母乳やミルクから。離乳食のあとは欲しがるだけ飲ませてあげて。 また、歯が生えてくる前に、離乳食のあとは湯冷ましや麦茶を飲ませて口の中を清潔にすることを習慣づけましょう。歯が生えてきたら、湿らせたガーゼで歯をふきますが、急にやると嫌がるので、授乳のあとなどに抱っこでスキンシップをしながら、口のまわりや中をふいて、口に触られることに慣らしておくといいでしょう。 そろそろ、地域の気候や環境に合わせて防寒ウェアの準備を。気温の変化に備えてベストやカーディガン、外出時のジャケットやジャンプスーツ、帽子、手袋、くつ下などがあるといいでしょう。
6月生まれ赤ちゃん(生後5カ月)
ママやパパと他の人の区別ができるようになってきます。早い子では人見知りが始まることも。見知らぬ人を警戒するようにジッと見つめたり、抱かれるのを嫌がって顔をそむけたり、泣いたりするようになります。 生後5カ月になり、支えがあれば座れる、よだれが多くなる、食事に興味をもつ、押し出し反射がなくなるなどの様子が見られたら、始めどきです。おっぱいやミルクを飲むだけだった赤ちゃんが、形のあるものをかんで食べられるように、これから約1年かけて練習していきます。ゆっくり楽しみながら進めていきましょう。押し出し反射が残っているようだと、スプーンで食べさせるのは難しいので、少し様子をみて再度チャレンジを。生後6カ月の間には始めましょう。 また、このころになると、お昼寝の時間も一定になって生活リズムが規則正しくなってきます。大人の都合で夜更かしや朝寝坊をさせないように、ママやパパも早寝早起きの生活にしましょう。 「飲む」から「食べる」への練習が始まる生後5か月の赤ちゃん。赤ちゃんには未知の世界です。ゆっくり楽しみながら進めましょう!