【ノア】KENTAが拳王とのシングル戦制す 年間参戦要請に「俺はいつだって準備できてるんだ」
ノア1日の日本武道館大会で、KENTA(43=新日本プロレス)が拳王(40)とのシングル戦を制した。 拳王の「想い人」として古巣マットに上陸したKENTAは、2014年まで在籍したノア時代の入場曲「Enio」で登場。互いに打撃を得意とする両者は、激しい蹴りの打ち合いを展開した。 一進一退の攻防から拳王の必殺技PFSをかわしたKENTAは、拳王スペシャルを切り返してGAME OVERに捕獲。さらに後頭部へのニーアタックでたたみかける。しかし拳王のハイキックからドラゴンスープレックスホールドで反撃を許し、互いに一歩も譲らない。 蹴暴2連発をカウント2で返すと、張り手合戦に打ち勝ちブサイクへのヒザ蹴りを発射。最後は左、右、左とバズソーキック3連発から必殺のgo 2 sleepをさく裂させ3カウントを奪ってみせた。 試合後のリング上で拳王から握手を求められたKENTAは、これに応じることなく退場。「効いたよ、拳王。アイツの蹴りめっちゃ効いた。久々にあんなハードな蹴り受けた」と認めつつ「アイツ言ってたじゃん。俺が負けたらノアに出ろって。じゃあ俺が勝ったら? 俺はノアに出ちゃいけないの? 俺はいつだって準備できてるよ。そうだろ。勝った負けたじゃない。俺はいつだって準備できてるんだ。やってやるよ。続きがしたいのか?」と、拳王から呼びかけられていた年間通じてのノア参戦への返答を口にした。 一方で敗れた拳王は「やはりKENTAが一番輝けるのはノアのリング。そう俺は確信したぞ」と断言。かつてのエースの継続参戦はあるのか、注目だ。
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