【種まきシーズンは春】直まきOKの多年草・一年草おすすめ5選。育てやすく美しい花たち<春のガーデニング>
直まきOK!春に種をまくドライフラワーにできる花2選
●センニチコウ[一年草・多年草] センニチコウは初夏から秋まで長い期間、玉のようなかわいらしい花を咲かせます。 花は少しカサカサしており、開花から時間が経っても色あせないことが名前の由来。この特徴を生かして、ドライフラワーやリースなどのアレンジが楽しめます。 赤・白・ピンクなど優しい花色が多く、ナチュラルガーデンにもおすすめ。暑さに強く、初夏から秋まで長い期間花を咲かせます。多年草の品種もありますが、寒さには弱いので、日本ではすべて一年草として扱われることがほとんどです。 センニチコウの発芽適温は20~25℃前後。種は深く植えず、種の上に軽く土をかける程度にしましょう。日当たりと風通しのよい場所で育てると、病虫害を減らせます。 ※参考価格:150~450円前後(種子1袋) ●ヘリクリサム(ムギワラギク・帝王貝細工)[一年草(原産地では多年草)] ヘリクリサムは初夏から秋にかけて、小ぶりなキクに似た花を咲かせます。 花色は、赤、オレンジ、黄色など、明るく鮮やかな色がたくさん。咲いた時からドライフラワーのような、カサカサとして光沢のある、固い感触の花が特徴です。 ドライフラワーにするなら、八分咲きの頃に花を収穫すると美しい花を楽しめます。お庭やプランターで花を楽しむ場合でも、こまめに花がら摘みをすると花付きがよくなりますよ。 ヘリクリサムの発芽適温は20℃前後。水はけのよい土に種をまき、種が見えなくなるくらい土を被せましょう。ヘリクリサムは乾燥を好むので、日当たりと風通しのよい場所で育ててください。 ※参考価格:150~450円前後(種子1袋)
束ねて飾ってこんなにキュート!センニチコウ&ヘリクリサムのブーケ
●センニチコウ ●ヘリクリサム
まとめにかえて
春に種を直まきしてきれいな花が咲く植物を5つご紹介しました。育ててみたい花はありましたか? 種から育てた植物が花を咲かせる様子は、とても感慨深いもの。小さな芽が大きくなっていく様子を観察するのも楽しいですよ。もし種があまったら、袋の口を閉じて冷蔵庫の野菜室に保管しておくと翌年も種まきできます。 種をまいたらすぐにたっぷりと水をやり、本葉が出る頃までは土を乾かさないようにするのが、成功の秘訣です。今年の春は、ぜひ種まきに挑戦してみてくださいね。
LIMO編集部