試合数が多すぎる! マンU指揮官の不満爆発「商業的には良いかもしれないが、限度がある」「怪我はほとんど避けられない」
「クラブだけじゃ無理。業界全体で」
マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハーフ監督が、現地時間9月25日に開催されるヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第1節、トゥベンテ戦を前に会見に出席。試合数の多さに苦言を呈した。英公共放送『BBC』が発言を伝えている。 【画像】まさにスタジアムの華!ワールドクラスたちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介! 欧州サッカー連盟は今季からELほか、チャンピオンズリーグ、カンファレンスリーグのフォーマットを変更。いずれも出場チーム数が32から36に増え、すでに過密なカレンダーはよりタイトなものとなった。 この件に限らず、近年、試合数は増加の一方だ。ユナイテッド就任3年目のオランダ人指揮官は、「試合が多すぎる。それは明らかだ。あまりに大会が多い」と不満を露わにした。 「商業的には良いかもしれないが、限度がある。試合数が多すぎて選手が怪我をするのは、ほとんど避けられない」 実際、「僕は40試合から50試合が、選手が最高レベルでプレーできる量だと考えている。それ以上はフィジカルレベルの維持が不可能だ」と訴え、ストライキ決行の可能性さえ示唆していたロドリ(マンチェスター・シティ)は、直近のアーセナル戦で右膝を負傷。それも大怪我で、今季絶望とも報じられている。 テン・ハーフ監督は、こうも語る。 「クラブだけでは、この状況を変えられない。業界全体で取り組む姿勢が重要だ。まあ結局は財政的な問題なんだ。我々はプロフェッショナルだから、収益は必要だが、私たちはバランスを取らなければならない」 バランスを取るために、ターンオーバーは不可欠だ。さらなる選手層強化が求められる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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