“最高効率の80PLUS GOLD電源”を謳うASRock初の電源ユニット「STEEL LEGEND」シリーズ、12月13日発売
ASRockから、同社初となるATX電源ユニット「STEEL LEGEND」シリーズが、13日(金)に発売される。 【この記事に関する別の画像を見る】 容量は750W/850W/1,000W(850/1,000Wのみホワイトモデルも用意)。店頭想定価格はブラックモデルが容量順に17,800円、19,980円、29,980円、ホワイトモデルが20,980円、30,980円。 なお、80PLUS TITANIUM認証の「TAICHI」、80PLUS GOLD認証の「PHANTOM GAMING」、80PLUS GOLD/BRONZE認証の「CHALLENGER」の4シリーズについても、2025年以降発売予定となっている。 ■ あえての“80PLUS GOLD”設計なSTEEL LEGENDシリーズ 他シリーズに先駆けて投入される「STEEL LEGEND」シリーズは、80PLUS GOLD認証を取得したATX電源ユニット。 フルモジュラー設計で、スマートな配線を実現できるとしている。ホワイトモデルではコネクタ部やAC電源ケーブルまでホワイトで統一されたカラーリングも特徴。 日本製105℃コンデンサを100%搭載し、高品質なパーツによりクラス最高の優れた電源効率の実現を謳う。 ASRockによれば、エンドユーザーが電源購入時に80PLUS効率のグレードごとに製品を選んでいるという背景から、80PLUS GOLD認証を取得できる“上限ギリギリ”の効率になっているという。 実際に、80PLUSとは評価基準が異なるCybenetics ETA認証では、1,000W/850WのモデルでPLATINUM認証を取得しており(750WはGOLD認証)、ASRockでは“ワンランク上”の効率を実現しているとする。 搭載ファンは135mm Striped Axial FDBファンで、セミファンレス動作が可能な「iCOOL Intelligentファンコントロール」機能に対応する。 静粛性の指標となるCybenetics LAMBDA認証では、850WモデルがA+、1,000WモデルがA、750WモデルがA-認証をそれぞれ取得している。 独自の機能として、+5V電圧を昇圧する「+5Vブーストモード」を備えるのも特徴。電源要求の多いUSBデバイスをマザーボードに接続した場合など、5Vへのニーズが高い環境で発生しうる電圧の低下を自動で防ぎ、最適なパフォーマンスを維持できるとする。 全モデル(国内未発売の650Wモデルを除く)にPCIe 5.1対応の12V-2x6ケーブルが付属。ケーブル自体が105℃耐熱仕様の高品質品となっているほか、デュアルカラーのコネクタデザインを採用。正しくビデオカードに接続されているかを視覚的に確認できるよう配慮されている。 本体サイズは150×150×86mm。メーカー保証期間は10年。
AKIBA PC Hotline!,AKIBA PC Hotline!編集部