BMW新型「M5」に触り放題! 旧オリンピック選手村は今や億ションに…現地在住レポーターがミュンヘン散歩で気がついたこと【みどり独乙通信】
新M5が本社ショールームに登場
さて、2024年6月に開催されたル・マン24時間レースではシークレットなイベントとして、そして先日イギリスで開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」の会場で新型「M5」(G90)が発表されましたが、さっそく本社ショールームにも実車がお目見えしました。ぱっと見た感じでは先にデビューしていたEVモデルの「i5」とよく似ていますね。M5の隣には早くもMパフォーマンスパーツが搭載されたM5も鎮座しています。Mパフォーマンスパーツは、車両と同時に開発やテストを重ねて商品化しますので、同時発表は理にかなっています。マットな黒に比べ、インディヴィジュアルの鮮やかな黄色+Mパフォーマンスパーツを搭載するモデルはガラリと印象が違います。そしてM5のロゴも若干変わりました。それにしてもデカい! 私が借りている地下駐車場では入り口からすでに確実に入らなそうです。
消費税だけで新車1台分の400万円!
数年前からこのM5のカモフラージュ模様の姿は近所で見かけていましたので、正式に発表になるのを楽しみにしていました。と言いますのもM以外の大抵のモデルは発表前から素のままで走っていることもあるのですが、M5はそれを全く見かけなかったので、Mは徹底的に見せない作戦だったのでしょうか。 プラグインハイブリッドになった新M5、カモフラージュの時からEナンバー(EVやハイブリッド用)が付けられていたので気になっていましたが、前モデルまでと比べてドライブした感じはどう変わったのでしょう。Mならではのエッセンスが注入されたプラグインハイブリッド、早くアウトバーンで遭遇してみたいものです。最近のBMWの光るキドニーグリルは後ろから迫ってくるとちょっと怖いんですよね(笑)。 気になる新M5の価格はドイツでは14万4千ユーロ~だそうです。オプションなしでなんと約2500万円! ドイツは消費税19%なので、消費税分だけで約2万3000ユーロ(約400万円)という高額です。消費税分でステキなクルマが新車で購入できてしまいますよね。
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