【子どものUV対策を専門家が解説】赤ちゃんも日焼け止めは必要?SPFの数値は?
デリケートな肌を守るために、早めに準備♪ 忙しママと子どもの快適シェアUV
3月から紫外線量が増え、そろそろ子どもにUVケアをと思うものの、「まだ海に行くわけじゃないし…」と先延ばしになっていませんか? 肌にやさしい日焼け止めを上手に選べば、子どもも大人も一緒にUVケアできて一石二鳥。快適に使える日焼け止めを早めに手に入れて、心おきなく外遊びやレジャーを楽しんで。 【写真】(冨山さん)ジレ¥18920/シップス インフォメーションセンター(ゼロ バイ ワンズ) ネックレス¥25300/フラッパーズ(スティーン) その他/スタイリスト私物 (お子さん)ブラウス¥12100/こども ビームス(エミールエイダ) パンツ¥8910~・帽子¥7480/シップス インフォメーションセンター(シップス)
●資生堂 岩下志織さん 資生堂 ブランド価値研究所 研究員。サンケアの化粧情報、およびブランド価値開発に携わる。
●ナチュラルサイエンス 小松千紘さん 商品開発・研究開発部所属。ママ&キッズなどの商品開発に携わる。1児のママとしての目線も仕事に反映。
子どものために選ぶ日焼け止め、知っておきたいことQ&A
Q.1 大人用と子ども用では何が違うの? A.1 子ども用は、より成分を厳選し、肌への負担に配慮 子ども用、赤ちゃん用の日焼け止めには、アレルギー、感覚刺激などに配慮した敏感肌用の厳選した成分のみを使用し、より肌への負担に配慮して製品を開発しています──岩下さん Q.2 赤ちゃんにもUVケアって必要? A.2 大人に比べ、デリケートな肌だからこそ必要! 赤ちゃんの肌は未熟で刺激に弱く、紫外線ダメージを受けやすいので、赤ちゃんもUVケアが大切──岩下さん 帽子やベビーカーのシェードなどで日差しを物理的に防ぐことも忘れずに──友利先生 Q.3 夏でなくても子どもにUVケアするべき? A.3 春は、真夏と同じくらいの紫外線量。しっかりUVケアを 子どもも年間を通じてUVケアを。特に春は真夏と同じくらいの紫外線量なので必須です──小松さん 5~10分程度の外出なら必要ありませんが、長時間の外遊び、スポーツなどには必要です──友利先生 Q.4 肌にやさしいUVは白っぽくなる気が… A.4 紫外線散乱剤が多く含まれていると白っぽくなる傾向に 肌にやさしいノンケミカル処方で使われる紫外線散乱剤は原料が白いパウダー。そのため白っぽくなる場合が──小松さん 資生堂では紫外線散乱剤の分散技術で、白さが目立たないようにしています──岩下さん Q.5 SPF低めでちゃんと防げますか? A.5 日常使いなら低めでOK。シーンによっては高めのものを 長時間外にいるときや炎天下のスポーツの際は、SPF値の高いものものを──小松さん SPF値にかかわらず、たっぷりムラなく塗ることが大事。長時間外にいるときは2~3時間おきに塗り直しを──友利先生 Staff Credit 撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/広瀬あつこ スタイリスト/高橋美帆 モデル/冨山真実(LEEキャラクター) 取材・文/小田ユイコ こちらは2024年4月号(3/7発売)「忙しママと子どもの快適シェアUV」に掲載の記事です。 ※商品価格は消費税込みの総額表示(2024年4月号現在)です。