【週末J2まとめ】熊本に快勝した長崎が21戦無敗で首位を堅持。横浜FCは苦しみながらも秋田に勝利して8連勝|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】明治安田J2リーグは7月7日と7日に第23節が開催。今節は首位のV・ファーレン長崎から3位の清水エスパルスまで3チームがすべて勝利。ベガルタ仙台との上位対決を制したファジアーノ岡山が4位に浮上している。
上位勢は軒並み勝利を手にする週末となった。 首位のV・ファーレン長崎はホームでロアッソ熊本と対戦。16分、左ウイングに入った松澤海斗がカットインからエジガル・ジュニオにパスを送ると、その落としを受けた加藤大が冷静な切り返しから右足でゴールに流し込み、長崎が貴重な先制点を奪った。これで勢いを強めると、22分には、野 央樹の背後へのパスから巧みにパスを繋いで、最後はマルコス・ギリェルメが決めて追加点を奪取した。 その後は熊本がポゼッション率を高める展開となるが、長崎は最後まで集中したディフェンスを見せて得点を許さない時間が続く。終盤は互いにチャンスを得たが、決めることはできず。このまま試合は終了し、2-0で勝利した長崎が公式戦無敗記録21試合に伸ばして首位を堅持した。 2位の横浜FCはホームでブラウブリッツ秋田と対戦すると、序盤からピッチの幅を広く使いながら攻撃を仕掛けていく。ただ、なかなかゴールをこじ開けることができないと、前半はスコアレスで折り返すことになった。 それでも後半、再び攻勢を強めた横浜FCは、72分に山根永遠のクロスを櫻川ソロモンが頭で合わせて待望の先制点を奪取。これが決勝点となった。この1点を守り切った横浜FCはクラブ新記録となる8連勝。好調を維持し、首位を追っている。 また、ファジアーノ岡山とベガルタ仙台の上位対決は、岩渕弘人と田上大地のゴールで岡山が2-0で勝利。岡山が4位に浮上した。3位の清水エスパルスは難敵ジェフユナイテッド千葉と対戦した中、ルーカス・ブラガと高木践のゴールで勝利を収め、連勝を飾っている。 ■J2リーグ第23節 結果 いわき 0-1 大分 横浜FC 1-0 秋田 甲府 1-3 徳島 藤枝 3-1 水戸 清水 2-0 千葉 山形 1-0 栃木 岡山 2-0 仙台 山口 1-0 鹿児島 長崎 2-0 熊本 愛媛 0-4 群馬