台湾、パリ五輪第9日の結果 射撃男子の李が銅=今大会のメダル第1号
(パリ中央社)パリ五輪第9日の3日(現地時間)、射撃男子クレー・スキート決勝が行われ、李孟遠が45点で3位になり、銅メダルを獲得した。台湾勢にとって今大会のメダル第1号となった。またボクシング女子60キロ級の準決勝に出場した呉詩儀は中国選手に0-5で判定負けしたが、3位決定戦がないため銅メダルが確定した。 ▽ゴルフ 男子第3ラウンドで東京五輪銅メダルの潘政琮は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの「72」で回り、通算7アンダーの206で暫定17位タイ。第2ラウンドから順位を12落とした。兪俊安は4バーディー、2ボギー、1トリプルボギーの「72」で回り、通算1オーバーの214で暫定46位タイだった。 ▽射撃 男子クレー・スキートの李は3日まで2日間にわたって行われた本選で計125発中124発を命中させ、3位で決勝に進出。同日行われた決勝では、2人の米国選手に1位と2位を譲ったものの、表彰台に立った。台湾が射撃で五輪のメダルを獲得するのは史上初。 ▽アーチェリー 女子個人3回戦で五輪出場4回目の雷千瑩は韓国選手に4-6で敗れ、ベスト16止まりに終わった。 ▽ボクシング 呉が準決勝で当たった中国の楊文璐は、昨年の杭州アジア大会で涙をのんだ相手だったが、この日も雪辱を果たせなかった。女子66キロ級の陳念琴は準々決勝でウズベキスタン選手に5-0で判定勝ちし、準決勝進出を決めた。3位決定戦がないため銅メダル以上が確定した。 ▽カヌー・スラローム 女子カヤッククロスの張筑涵と男子カヤッククロスの呉少璿はいずれも予選進出をかけた第1ラウンドに出場。予選進出の条件である「各組2位以内」を逃したものの、続く敗者復活戦でそろって2位に入り、予選進出が決まった。 (謝静雯/編集:田中宏樹)