青海省の黒河、流氷のように高原を疾走
【東方新報】中国の北西部に位置する青海省(Qinghai)祁連県(Qilian County)の海北チベット族自治州(Haibei Tibetan autonomous prefecture)を流れる黒河(Hei He)は、中国で第2位の長さを誇る内陸河川で、全長は928キロに及び、青海省、甘粛省(Gansu)、内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)にまたがっている。 「河西回廊の母なる川」とも呼ばれる黒河は、川底が苔に覆われ、水が黒く見えることからその名が付いた。冬場気温が下がると、帯のように連なる流氷が、チベット高原をジグザグに走り抜けるような絶景を見ることができる。(c)東方新報/AFPBB News ※「東方新報」は、1995年に日本で創刊された中国語の新聞です。