ドルトムントからベリンガムに続く世界的スターへ すでに7ゴールと大ブレイクのギッテンスはイングランド代表“左ウイング1番手”となるか
左ウイングならばチャンスがある
昨季は3ゴールしか決められなかったが、今季はすでにリーグ戦で3ゴール3アシスト、チャンピオンズリーグでは4ゴール。ドルトムントでFWジェイミー・バイノー・ギッテンスが一気にブレイクした。 ドルトムントは27日にチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第5節でディナモ・ザグレブと対戦し、3-0で勝利。ここでもギッテンスは得意の左サイドから中へ切れ込むパターンから1ゴールを奪っている。 英『BBC』は「ベリンガムはドルトムントで世界的スターになった。ギッテンスはまだその領域には至っていないが、ベリンガムに続く可能性のある選手として注目されている」と今季ここまでの活躍を絶賛している。 ギッテンスはU-21イングランド代表でもプレイする20歳の逸材だが、気になるのはイングランドA代表の監督に就任したトーマス・トゥヘルの判断だ。 イングランドはタレント集団だが、ギッテンスが得意とする左サイドは絶対的な存在に欠ける。ニューカッスルFWアンソニー・ゴードン、マンチェスター・シティMFジャック・グリーリッシュに加えてMFフィル・フォーデンを左へ回すプランもあるが、今のところフォーデンは左サイドで機能していない。 今季の活躍ぶりならば、ギッテンスが左ウイングの1番手に躍り出ても不思議はない。ドルトムントでは10ゴールを奪うFWセール・ギラに次いでチーム2位となる7ゴールを挙げていて、得点力は着実にアップしている。イングランド代表でも試しておくべき逸材で、待っているサポーターは多いはずだ。
構成/ザ・ワールド編集部
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