「世界で最も美しい美術館」 広島県大竹市の下瀬美術館が最優秀賞のベルサイユ賞を受賞
下瀬美術館|Simose Art Museumについて
下瀬美術館は、2023年3月に広島県大竹市にオープンした美術館。世界で活躍する日本人建築家・坂茂氏が設計。コンセプトは「アートの中でアートを観る。」。施設を象徴する水盤に並ぶカラフルなキューブ型の「可動展示室」は、坂氏がせとうちの島々から着想し、水の浮力によって動かし配置パターンの変更が可能な世界でも類のない展示空間。展示作品の鑑賞とともに、季節の草花が風にそよぐ「エミール・ガレの庭」や、瀬戸内の多島美を望める展望エリア「望洋テラス」の散策も楽しめ、建築とアートを堪能することができる。 住所:広島県大竹市晴海2-10-50 ホームページ:https://simose-museum.jp/ ●建築家 坂茂氏について 1957年東京生まれ。1984年クーパー・ユニオン建築学部卒業(ニューヨーク)。1982 - 1983年磯崎新アトリエに勤務。1985年に坂茂建築設計を設立。1995年から国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)コンサルタント、同時にNGO Voluntary Architectsʼ Network (VAN)設立。プリツカー建築賞(2014年)、紫綬褒章(2017年)、高松宮殿下記念世界文化賞(2024年)など受賞。