八村の波紋呼ぶ発言に「この状況が残念」とBリーグ・島田チェアマン 代理人通じて事実確認中 近日中に日本協会から説明へ
Bリーグの島田慎二チェアマンが19日、都内で取材に応じ、波紋を呼んでいる八村塁(レーカーズ)の発言について言及した。 【写真】「オオタニさんが小さく見える」八村&大谷、夢のツーショット 日本バスケットボール協会(JBA)の副会長も務める島田氏。「(発言の)事実があって、あれだけ反響を呼んでいることはポジティブな話ではない。どちらかというと彼の発言の前に、この状況が残念」と受け止めた。 続けて、「大事なことは事実関係を含めて、どのような話し合いがあったのか。ビジネスに対してのネガティブは、どういうものなのか。臆測のもので分からない。JBAは(八村の代理人を務める)ワッサーマンを通じて事実確認をしている」と現在の状況を説明。「当然のこと時間はかかりますけど、近日中にJBAから説明する機会を持つことになる」と、近く協会として正式に対応する方針であることを明かした。 八村は13日に本拠地ロサンゼルスで河村勇輝が所属するグリズリーズ戦に出場。試合後の取材で「あまり言いたいことではない」として慎重に言葉を選びながら「日本代表のやり方というか、あまり僕としてはうれしくないところがある」と言及。「僕もNBAでやっている中で、強化というか、子どもたちのためとか、日本のバスケを強くしていくためにやってきている感じはあったんですけど。日本代表の中でその目的じゃなく、僕が思うに、お金の目的があるような気がする」と口にした。 パリ五輪後にトム・ホーバス監督が続投した男子代表についても「僕らは日本の男子のトップのプレーヤー。日本代表にふさわしい、男子のことを分かっている、プロとしてもコーチをやっていたことがある、そういう人がコーチになってほしかった。今回、そういうふうになってしまったのは僕としても残念」と話した。