福岡・精華女子が過去24度Vの桜花学園に1点差競り勝ち初ベスト4 慶誠も勝ち残り九州勢は2校【ウインターカップ】
◆バスケットボール・全国高校選手権ウインターカップ 精華女子66―65桜花学園(26日、東京体育館) 女子準々決勝が行われ、精華女子(福岡)が過去24度優勝を誇る桜花学園(愛知)に66―65で競り勝ち初の4強入りを果たした。精華女子の過去の最高成績は2019年の8強。強豪を相手にチームの歴史を塗り替えた。 ■残り3秒の奇跡、2年連続の歓喜【写真】 第1クオーター(Q)は先制こそ許したが、U17日本女子代表の清藤優衣主将の3点シュートなどで応戦。身長189センチの留学生アキンデーレも高さを生かして得点を積み重ねて僅差ながらリードを奪って終えた。第2Qも持ち味の堅い守りからの速攻もさえて主導権を握り、アドバンテージを死守した。 第3Qも相手のミスを見逃さずに速攻に持ち込んで先制すると、精華女子はゴール下での攻防でも優位に進めた。桜花学園はミドルや3点シュートで応戦し、互いに得点の奪い合いとなり50―50で終えた。 最終Qも譲らない形は続き、精華女子は清藤のミドルなどで得点を奪ったが、桜花学園がリードを広げる展開に。それでも精華女子は最後まで粘りを見せて逆転。そのまま勝ちきった。 九州勢では慶誠(熊本)も岐阜女子に競り勝ち、4強に進んだ。
西日本新聞社