てぃ先生絶賛「ここを超えられる気がしないから保育園は作りたくない!」 “日本一の保育園” に潜入!遊びも給食も決めるのはすべて子どもたち!“信じて見守る”保育で自主性を伸ばす
中京テレビ「キャッチ!」が、てぃ先生と向かったのは、東京都世田谷区にある保育園『RISSHO KID'S きらり岡本』。「よく“てぃ先生は保育園つくらないんですか?”と言われるんですけど、この保育園があることが、自分が保育園を作らない理由なんです」「ここを超えられる気がしないからつくりたくない」と、『RISSHO KID'S きらり岡本』への思いを明かしたてぃ先生。 数多くの保育園を見てきたてぃ先生が、“超えられない”と評する保育園とは、一体どんな園なのでしょうか?中京テレビアナウンサー・望月杏夏がてぃ先生と共に潜入しました。 【動画】てぃ先生絶賛“日本一の保育園”へ!
1日の過ごし方を決めるのは“子どもたち”
「子ども主体の保育、子ども一人一人に丁寧に耳を傾けること。それを体現している部分が、“日本一”だと思っています」と、てぃ先生が語った『RISSHO KID'S きらり岡本』。
5歳児クラス「オリオン組」をのぞいてみると、子どもたちが何やら集まって話し合っていました。「今日、オリオンさんでどんなことをしてみたいですか?」「汽車ぽっぽ公園で遊具で遊びたい」と、“子どもたちだけ”で会話を続けます。
「今は『朝のお集まり』をしています」と状況を説明してくれたのは、5歳児クラス主任の西山凌二郎先生。「(今は)朝の行き場所を決めようとしている段階です。自分の中で今日は何して遊ぼうかなとか、どういう所に行きたいか出し合って、一日の過ごし方を決めていきます」と話します。 実は『RISSHO KID'S きらり岡本』では、その日に“何をして過ごすか?”を子どもたちが話し合って決定。「先生の役割としては信じて見守ること」と、西山先生は子どもたちの様子を笑顔で見守ります。
「さやちゃんの目標がいいと思った人は?」という司会役の子どもたちの質問に、挙手で答える子どもたち。積極的に話し合いを行う子どもたちの様子に、てぃ先生は「大人主体ですすめた方が早いし、効率もいいから(大人が)やりがちですが、本来、保育のなかで大切にすることは、この状態。自分で考えたことを、どうやったら実行できるのかを考えること」と話します。