大谷翔平の地元図書館、43mの「大谷年表」にMVP刻む…「貼る場所なくなってきた」
大谷翔平選手の偉業達成に、地元・岩手県では祝福ムードが広がった。 【表】一目でわかる…大谷翔平の主なリーグ1位成績(2024年)
大谷選手が生まれ育った岩手県奥州市の市立胆沢(いさわ)図書館では22日午前、展示されている「大谷年表」に新たに「3度目のMVP受賞」が記された。
「1994年7月5日、3400グラムで誕生した」から始まる年表には、幼少期から現在までの活躍がA3サイズの紙をつなぎ合わせて書かれており、長さは22日時点で約43メートルとなった。
年表を作る図書館の司書渡辺貴子さん(48)は「異次元の活躍で館内に貼る場所がどんどんなくなってきてしまったが、これからも記録を刻み続けながら、地元から熱く応援していきたい」と笑顔で話した。
大谷選手を指導した花巻東高校の佐々木洋監督(49)は祝福のコメントを発表し、「高校時代に書き記した目標をまた実現し、思い描いたものを実現していく姿に感動を覚える。3度目のMVP受賞など想像もできなかった」とたたえ、「元気や夢を与えてくれる活躍に感謝し、大谷選手に『ありがとう』と伝えたい」とつづった。